AliExpressとの出会い
ノートPC Lenovo の ThinkPad E540 をFHD化するためにIPSなFHDディスプレイを購入! 買った先は「AliExpress」という中国版・楽天市場といった趣のネットショップです。 一応、知っている人はしっている
「アリババ・グループ」です。
最初は eBay から購入しようと思ってたんだけど殆どの店舗がアメリカ・イギリス。 送料だけで$50とか掛かってしまうのであきらめ、見つけたのがAliExpressだったのです。
ThinkPadに合う液晶の型番
ThinkPad E540 には「B156HAN01.2」 というタイプのディスプレイなら交換可能との情報を得たので、さっそくその記号を頼りに検索。 ビンボー人根性で最安値をつけていたショップ(LCD screen supermarket - China - Mainland) というところから買いました。
ディスプレイパネルが AUO の
[New AUO B156HAN01.2 LCD Screen 15.6 slim led display IPS lcd panel 1920*1080] です。 free tool というのが付いてくるようなことが書いてあったけど、入ってませんでした(汗)。
(今回は、
とにかくフルHD かつ IPS なディスプレイが欲しかった、ということで目をつむります。)
その “発送” はなかった
価格は $60.56。 送料が$20 でした。 円にするとかなりの額になっちゃいます、今の円安を憎む(w)。 1ドル100円なら8,000円なんだけどなぁ、125円とかマジか!(カード購入なのでもっと円安レートでの換算になると思う 汗)
配送はすごいスピードでした(笑)。
火曜日の夜に注文して、中国(深センだと思う)から、土曜日の午前中に到着(FedexIPを指定。 上で言っているように、なぜか激安の $20だった)。 スゴくね? GoogleMapsで見ると意外と遠いよ。
このお店のページに書いてあることを信じると、
「All LCD screens that we sell is ZERO Dead Pixel and Zero Spot !」 ということで、
ドット抜け無しの製品しか取り扱ってませんよ!というカッコイイ話です。
実際、届いたディスプレイパネルをマジマジと見ると,,,本当にドット抜けなし!!! 凄い、
free tool は付いてこなかったけどすごい!
なかなか良いお店だと思いますよ、
LCD screen supermarket。
注意:各商店の説明ページはよく読みましょう! 意外と多いのが、「互換商品(compatible)」 というモノ。 目的の商品そのものではなく、同等(に見える)商品の場合もあるようです。
今回の話でいえば、「IPSディスプレイ」 のようにみえて実は 「TN (視野角が狭い)ディスプレイ」なんてのもあったり、難しいところです。
疑問点などは文字や音声のチャットでやりとり出来るようになっている (自分は文字でちょっとだけやりとりしました) ので、自分が 「これが欲しいんだけど合ってますか? IPSディスプレイですか?」 なんてこともシッカリ聞いたらいいと思いますよ。
一応AliExpress は 返品などの仕組みも (使ってないけど) 整備されているようです。
上でも触れましたが、
AliExpress は アリババ・グループの運営 (本当に 「楽天市場」 もしくは 「アマゾン の マーケットプレイス」 をイメージすると分かりやすい) で、
中国国内の模造品対策を始めているというニュースも聞いたので、それなりに気をつけて購入するぶんには大丈夫なんじゃないでしょうか? いや、でも気を抜かないほうがいいと思うけど(苦笑)。
自分は
意外とこういうタイプのギャンブル?が好きなので楽しんじゃいました、参考になれば幸いです。
2016年9月、また円高になってきているので、ドル決済の買い物は今ちょうど良い気がしますね。 今なら液晶が2割は安く買えるな。
ちなみに、自分がこのディスプレイを購入するまでに知った知識を披露。 次の人はショートカット(近道)しよう!
・グレア、ノングレア
光沢(Glossy) と 非光沢(Matte)、とも言うらしい。 自分の購入したモデルでは
[B156HAN01.2] が、非光沢(Matte)モデル。
[B156HAN01.1] が、光沢(Glossy)モデル。 ということのようです、
売っている側が間違わなければ(汗)。
こういう型番を検索していると何度も出てくるサイトが「
Panelook.com」です。 ここではパネルごとの特性を一覧にしてくれている(英語)ので、自分の求めているモデルがこれで正しいのか一応のチェックが出来ます。
・製造メーカーにチェックを入れろ
これがまた七面倒臭いんですが、上で言う型番は「この型番同士は相互に互換性がある」という意味で、各社がこの型番を持ったディスプレイを作っています。
たとえば、
自分が購入したディスプレイは、AUO (調べると BenQ グループ) のパネルです。
LG や
Samsung などもこのタイプのディスプレイを作っているので、自分にあった傾向のものを探すと良いでしょう(って分かんないよね、オレも)。
上のPanelookのリンクを見るとわかりますが、AUOのこのパネル、AHVAという方式のIPSパネルで、Viewing Angle(視野角):が4方向とも85度になってるので、「やっぱりIPS、いいなぁ」 ということになりますw。
Surface : Antiglare というところが
非光沢の意味。
そして、完全にピンぼけしてたけど、これが実際購入したディスプレイの裏面に書かれていた記号
Manufactured が 13/01 なので、2013年1月製造なのかな、2年以上前だな(汗)。
あと、アヤシいお店だとどうやらこの裏面のシールを貼り替えてる?ように見えるところもあるのが気になりました。 この型番でいうと、HAN01.2の 「2」 のところだけフォントが違うとか(汗)
そういえば今回、
AUOのディスプレイは LG に比べてギラツキが少ない、という話(
Jibara de Reviewさん、ありがとう!)も聞いていたので自分はAUOにしました。
IPSディスプレイということで、ほぼ真上から撮った写真でも色味があまり変わりません(これじゃわかりづらいか)。
ということで、今回のFHDディスプレイ購入は、個人的には大満足の結果となりました! ご清聴ありがとうございました。
と思ってたのですが、
追記:
いやぁ、やっぱりパネルがちょっと古いタイプだからなのか、残像が出てしまうんですよ。 明るい画面をずっと表示させた後に暗い画面に切り替えると明るい画面の跡が薄く表示されたままになっちゃう。 普段の利用には全然困らないんですけどね。 気にしだすと気になる。 でも高視野角のIPSに変えてから「目の疲れは激減した!」というのは事実。
なので今回のディスプレイ購入はまあ良かった、ということにしときます(汗)。
これがその写真。 スタートの上に四角い枠で [hsj.goodwo] って薄く見えちゃってますよね。 これ、残像。 時間がたてば消えるものなんだけどね。 [IPS 残像] で検索すると結構たくさん出てきます(汗)。
あー、あともう1つ見つけちゃった!(汗) 画面の左上の隅に横に1本線が入ってる...見なかったことにしよう。
ということで よかったら、
メモリー増設の話もどうぞ。