注意:ここに書かれていることはすべて
保障対象外の行為 となります。 いかなる不利益も保障できません。
2010年モデルのCanonのプリンタ MG6130を使いはじめて3年以上になります。 既に保証期間も終了したし、かなり早くから「互換インク」を使っていたので自分の場合 元々保証はないということで、「廃インクタンクのリセット」など、いろいろいじってみました。
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「廃インクタンクのカウンターリセット」の方法
リンク先 や (
リンク先) からServiceTool V2000をダウンロード (リンク切れの場合は検索してみてください。 ダウンロード後は一応ウィルス対策やチェックはしっかり行ってください)。
プリンタの電源を切った状態から、サービスモードに移行させます
MG6130 (MG系全般?) の サービスモードの入り方 (2ch情報 より引用)。
1) 電源が切れた状態にして電源ボタンを押す (離さず、押しっぱなし)
2) 非点灯のパネルからストップボタンを探して6回押す (押すたびに2カ所のランプが交互に点灯)
3) 電源ボタンを離す
ただ、ここから先は専用ソフトウェア (ServiceTool V2000のことです) が必要っぽい雰囲気。
2chの方、ありがとう! サービスモードに移行できました!
非点灯のストップボタンは意外と どこにあるか分かりづらいので、普段
電源が入っているときに位置を覚えておくといいと思います。
そして、プリンタをUSB (有線) 接続して、V2000を起動。
廃インクタンクの カウンター・リセット前に
自分のプリンターの状況を把握しておきたい場合は、[Print] 項目の [EEPROM] をクリックして、プリンターの状況 (Status) をプリントアウトしておきましょう。
「Main」タブ内の、「Ink Absorber Counter」が [Absorber]=[Main]、[Counter Value]=[0]になっていることを確認。
[Set] を押せば完了。 プリンタの電源ボタンを押して電源を切ります。
後は普通に起動すればOKです。 これで廃インクタンクのカウンターリセットが完了です。
・おまけ
以下は、[EEPROM] 内容を印刷したシートからの情報。
リセット前
D=093.5 が 「93.5%まで廃インクが溜まっている状態ですよ」という意味。
これが95%(かな?)を超えるとキヤノンのサポートへ廃インクタンクの交換へ出さなくてはいけません。
リセット後
D=000.0 になりました。 数字上ゼロになっただけなので、内部に廃インクが溜まっているのは事実です。
そのことを理解したうえでのリセットをしないと危険です。
まあ、実際に廃インクが溜まっているようにも思えないのだが...(自己責任)
印刷回数などの情報
とにかくこの「リセット」は廃インクタンクの警告を出さないだけのためのツールということを理解しておいたほうがいいです。
これを使ったらキヤノンのサポートへは修理に出せません。
ツールを使ったのがバレバレですからね。
外国のサイト (
リンク先参照) を見てたら、このEEPROMの [PRINT] 結果の解説のような文章を見つけました。
上の図で見ると、TPAGE(TTL=06998 COPY=03301)ってなってますよね。 これは自分が今使ってるMG6130の情報なんですが
TTL が 普通に印刷した枚数 (6998枚も印刷してました) で、COPY が コピー機能での印刷枚数 (こっちも3301枚!) です。 合計で1万枚以上印刷してますね。 そこで93.5%に達していたということは、
単純に計算すると A4用紙 約11,000枚で廃インクタンクのメンテナンスが必要という感じでしょうか。 もちろん印刷する用紙の大きさやカラー・モノクロの違いなどで変わってくると思います。
自分は純正インクは2,3回使っただけ (しかし、
純正インクタンクのチップは大事にとっておきましょう) で、あとはずっと321系向けの
ELECOM と
SANWAの詰め替えインク を使ってる (
GY:グレーだけは単体で追加) けど今のところ不調も無いし、正直いって純正インクと比較したら 10,000枚のインク代の差額でMG6130を3,4台は買い換えられるような気がします (汗)。 まあそれだけ使っても壊れなかった、たまたま
”運が良かった” だけかもしれないですけどね。
とにかくこのモデルは
「インクコストがバカ高! これさえなければいい機種なのに」 といわれていたプリンタなので、詰め替えインクとリセッターを使って、本体が壊れるまでV2000で廃インク情報をリセットして使うというのも1つの手だとは思います (
本当に 「自己責任」 の話ですが)。