EaseUS Todo Backup も ver 8.8 になり(今のところ 最新版は ver 10.5です でも基本的な使い方は一緒です)、Windows10に対応しています。
今時のPCは、起動ドライブをSSDにして高速化が定番ですよね。
ということで、クローンの作成 (HDDからSSDへの 換装) 方法。
余談ながら、とにかく手間なしですぐにクローンしたい人は
玄人志向 HDDスタンド PCレスでクローン は簡単です。
用意するもの
・
EaseUS Todo Backup free (
窓の杜)
・新しい
SSD など
・
外付け2.5inchHDDケース (
Salcar 2.5インチ HDD外付け USB 3.0 ケースなんかもよいですね、自分も使ってます。)
あらかじめ外付けで SSD を接続しておきます。
(もちろん HDDからHDD、SSDからSSD へのクローンなども同じ手順で出来ます。)
EaseUS Todo Backup をパソコンにインストール。 起動します。
右上の
[クローン] をクリックします。
ソース:クローン
元(Windowsが入ってるドライブ) を指定します。 そして 「次へ」
ターゲット(クローン
先の新規ドライブ) を指定します。
SSDの場合は
[SSDに最適化] のチェックを入れることを忘れずに。
なお、この画面の右側にある
「編集」 をクリックすることで、ターゲットディスクのパーティション・サイズを変更することができます(今回は Cドライブだけの構成だったので、いじりませんでした)。
ちなみに、
[SSDに最適化] の オンライン・ヘルプによる解説(by https://jp.easeus.com/backup-software/free.html)
If the destination disk is SSD, ticking the box Optimize for SSD will ensure sector alignment in the process, and the chance of successfully booting from the SSD after recovery will be increased.
(クローン先のドライブがSSDの場合、[SSDに最適化] にチェックを入れておくと [disk alignment : ディスクの配置] を確実にし、SSDからの起動の確実性が高まります)
とのことなので、
SSDの人はここのチェックを入れておくといいと思います (自分もチェックを入れてクローンしました)。
disk alignment がうまくいかないと SSDのパフォーマンス低下を起こすこともあります。
ディスクアライメントの最適化(SSDに最適化)を忘れてしまった場合、後で最適化しなおす方法はこちらで書いてみました。
「編集」 画面。
「グイっとマウスの移動で ターゲットの Cドライブを広くしてみた の図」
タテの赤線のあたりにマウスカーソルを置いて、カーソルの形が変わったところで左右にドラッグすると、各ドライブのパーティション・サイズを変更することが出来ます。
そして 「次へ」
ターゲットのSSDのパーティション・サイズなどを確認します。
間違いが無いことをシッカリ確認したら、「実行」
これであとは 待つだけ。 基本的に以前のバージョンと全く同じ手順です(汗)。
「待つだけ」といってもけっこう待たされる (
今回は40分でしたが、使っているデータ容量によっては数時間かかります) ので、待ってる間は他のことをしてましょう。
クローン作業が終了したら 電源を切り、
静電気などには気をつけて 内蔵HDDと外付けSSDを交換して起動すれば換装が終了、快適なWindows環境になっていると思いますヨ。
捕捉:大容量のHDDから小さい容量のSSDへ クローン可能かどうかは ↓ こんな感じ。
当たり前といえばあたりまえだけど、
クローンをするデータ容量よりもクローン先の容量が大きければOKということです。
それでもあまり空き容量が少ないとSSDのパフォーマンスは落ち気味になるといわれているので、それなりに余裕のある容量を選んだほうが良いです。
ちなみに、クローン元の (作業後に余った) HDDなどは
「イザというとき (SSDのクラッシュ等) 用の システムバックアップ先として使う」 というのもいいかもしれません。
Windows10にする前の環境を丸ごと保存しておく のも安心。 自分の場合は基本的にHDDを使わないので、
買って来た時のPCのHDDはクローンが終わったら取り外して保管しておくのが定番になってます。
あと、
定期的にSSDなどのシステムバックアップを取っておくと本当に安心です。
・これからSSDに移行しようと思っている場合 2018
3年保証の
Crucial 2.5インチ内蔵SSD MX300 275GB (3D TLC NAND) は一般のSSDに比べて微妙に容量が多くて価格は変わらないところがうれしい感じですね。 (それにしても、自分が
当時 128GB を 25,000円で買った頃とは大違いです)。
現在、コストパフォーマンス的には
Crucial 2.5インチ内蔵SSD MX300 525GB (3D TLC NAND) : 新モデル あたりがベストかもしれません。
現在、MLC版でより信頼性の高い
Crucial [Micron製] 内蔵SSD 2.5インチ BX300 480GB も良さそうです。
SSDは かなりお手頃価格になってきているので、長く使うことを考えると より大きな容量のSSD は良い選択になる と思います。
(今なら
512GB ~ あたりがコスパ高し!)
2014.11.05 EaseUS Todo Backup 7.5 登場。
今のところバックアップ・クローニングのソフトとして一番有名かつ使いやすいソフトだと思います。
バグフィックスなどもあるので、できれば最新版の利用がオススメですよ。
2015.06.04現在 最新版は Ver8.3 のようです。
すでに8.3よりも前のバージョンをインストールしている場合「EaseUS Todo Backup」を起動するとアップデートを促されます。 その指示に従えばカンタンにバージョンアップ可能です。
いくつかの不具合修正をしている とのことなので、最新版にしておくことをおすすめします。
2015.08.06現在 最新版は Ver8.6 です。
Ver8.6 では、Windows 10 への互換性の向上やクローン機能の向上が図られたとのことです。
2015.11.05現在 最新版は Ver8.9 です。
Ver8.9 では いよいよクラウド・バックアップが可能になったようです。 GoogleDrive、OneDrive、Dropboxなどへバックアップ可能のようです。
でも自分はバックアップできるだけのクラウド先の容量を持ってません(汗)。
2015.12.05現在 最新版は Ver9.0 です。
Ver9.0 では 16TBの大容量HDDのサポート、ユーザーインターフェイスの変更があったようです。
基本的な部分はあまり変わっていないようですね。
2016.02.29現在 最新版は Ver9.1 です。
Ver9.1 では ユーザーインターフェイスの変更があったようです。
今回も基本的な部分はあまり変わっていないようですね。
2016.06.23現在 最新版は Ver9.1 のようです。
Ver9.2 では、「バックアップ機能を更にパワーアップして、日常のデータ保護を快適に」ということですが、具体的なところはよく分かりません。
2016.12.19現在 最新版は Ver10.0 のようです。
「システムクローン性能向上」ということのようです。
2017.06.27現在 最新版は Ver10.5 のようです。
「システム・クローンとシステム・バックアップ/リカバリの機能が改善、ネットワーク環境で製品性能の向上、韓国語に新規対応 」ということのようです。
2017.09.11現在 最新版は Ver10.6 のようです。