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最初に用意するもの
- DivX6のコーデック(DivX Play Bundle)をダウンロードして、手持ちのPCへ
インストールする。
2005年9月現在DivX6(Freeは[PlayBundle])のダウンロードが可能です。
(DivxはVersionが上がるたびに圧縮率や再生時のブロックノイズ除去能力が上がっています。
過去のVersionへのこだわりが無ければ最新版をお薦めします。)
- VirtualDub 現在はv1.6.10 (stable:安定版)がおすすめ。
(2005/10/02現在、v1.6.11が安定版として出ています。)
これは録画したAVIファイルを編集するフリーソフトです。
外国製ですが、メニューの日本語化ができるものをあわせてインストールすると操作が分かりやすくなってGOOD!
日本語化のページの「動画篇」からリンクでたどってみてください。
(本家: virtualdub.org = VirtualDub製作者ページ)
- 音声をMP3の56kbps以上での圧縮をしたい場合
(条件:WindowsMediaPlayer10がインストール済み)
meyerさんのホームページのTips内、MP3の56kbps制限をなくすを参考にするととても分かりやすいと思います。
すべて用意はできたでしょうか。(インストールしてVirtualDub日本語化も出来ました)
MonsterTV2と「ふぬああ」でDirectX9.0bを使っている場合の注意!
DirectX9.0bでは、NTSCという、日本で採用されているTVチューナの方式で利用する場合の
不具合があるため、修正ソフトがMicrosoft社から提供されています。
この不具合は日本のTVキャプチャをする場合にモロにとばっちりを食らうので
以下の修正ページへ行ってソフトをDownloadしてください。
これをしないと、MonsterTV2の場合、TVチューナー(「ふぬああ」のチャンネル)の設定ができません。
MicrosoftDirectX9.0b修正ソフトのページへ
その後の簡単な使い方説明。
VirtualDub の説明
VirtualDubを起動したら、まず、録画したファイルを開いてみてください。
主なキー操作:(これだけマスターすればほとんど完璧!?)
スライドバーはカーソルキーの左右で1コマずつ移動させることができます。
また、[Alt]キーと一緒に押すと50コマずつ移動が出来てCMカット等はこの操作で移動すると便利です。
コマをカットするには、
1.カットしたいコマの先頭に合わせたら[Home]キーを押して先頭を指定。
2.カットしたい最後のコマの次のコマ(VirtualDub Ver1.54まではカットしたい最後のコマ)に合わせて[End]キーを押す。
3.上記の赤丸のように青色の範囲が指定されていると思います。
最後に[Delete]キーを押せば、この範囲を消去します。
以上のように消したい部分をどんどん消していきます。
編集が終わったらDivXファイルへ変換します。
(DivXはAVIファイルの中の形式の1つであるため、拡張子は*.aviとなる)
音声圧縮の設定
まずは音声圧縮の設定をします。
上図のように、[完全圧縮モード]を選択すると[圧縮]項目が選択できるようになります。
この中からmp3を選んで、普通の番組なら48kBit/s Stereoくらいで充分だと思います。
[OK]しておいてください。
追記−やっぱり96kBit/s Stereoにしてます、最近は。
(音にコダわりたいなら、適宜音声に使う容量を調整してください。
RadiumMP3とかmp3のコーデックを他からDownloadしてくると、320kBit/sなども
選択できるようになりますが普通あまり使わないので、無視しても結構です。)
音ズレが起きてしまったAVIファイルの場合、VirtualDubの音声項目で[インターリーブ]を設定して音を映像に合わせることができます。
(ただしこの場合、開始から終了まで一定のズレを合わせる機能です。
開始から半分までは何秒、半分から最後まではまた違った何秒、と合わせることは出来ません。)
注:なぜかVirtualDubのデフォルトの設定が[音声]-[インターリーブ]が[映像開始より500ms秒先に音声を読み込む]となっているので、音ズレを修正する必要が無い場合はこのチェックをはずしてください。
映像の設定
DivXの出番です。(映像が一番圧縮の効果が現れるところです。)
- まずは、[フィルター]項目の中で[deinterlace]を選んで設定してください。
「ふぬああ」からの録画したAVIを再生させると、これをしなくてはいけない理由が分かります。
追記−[sharpen]フィルターも値を最大値にして設定すると画面が締まります。
[deinterlace]インターレース解除のために画面をブレンドするときに画面がすこしボヤけ気味になってしまうのを修正してくれます。
-2004/03/17追記
sharpenフィルタはそれなりに処理に時間がかかるようです。
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次に[圧縮]項目で[DivX6](Downloadしたバージョンによって5.21とか)を選んで[設定(C)]項目に移ります。
最終的な出力する画面のサイズが320x240ドットくらいの場合ならデフォルト(780kbps)の設定でOKです。
あとは適宜、動きの激しい映像の場合や、大きい画面サイズ(640x480や720x480)で出力する場合にビットレートを増やす(1500kbit/sくらい)とGOOD。
注:将来DivX対応プレーヤでの再生を考えている場合は、ほとんどのプレーヤがDivXのビットレート1.5Mbps(約1500kbps)を上限にしているのを考慮しておく必要があります。
逆に動きの少ない映像ばかりの場合、ビットレートを500kbpsくらいまで下げても大丈夫です。(この調整はとりあえず1分ほど変換テストをしたり自分の経験で見極めてください。)
DivXによるエンコード
最後は「名前をつけて保存」をすればOKです。
エンコードはとても時間がかかります。
30分番組を640x480ドットで60分くらい、320x240ドットで45分くらいかかる。
(参考PC:CPU IntelPentium4-2.4B Memory 512MB マシン)
気合の入ったエンコード・マニアは、夜寝る前にエンコード作業を始めて朝起きたら終わっているくらいに調整している人もいるみたいです。
VirtualDubの場合、終了までにかかる時間の目安が表示されます。
(エンコードをはじめて5分以上経過してから見ると大体正確な時間を表してくれているようです。)
VirtualDubの「ジョブコントロール」画面、メニューの「オプション」に「終了したらシャットダウンする」のチェックを入れれば作業終了後にパソコンの電源が切られます。
注:使っている機種によってはうまく終了されない場合もあるようです。
DivXの場合、エンコードスピードはCPUのクロックに比例するようです。
出来るだけ速くエンコードしたい場合、CPUにお金をかけるといいみたいです。
WMA(Microsoftの形式)はHyperThreading機能の差でもスピードが変わるようですが、エンコードの方式もいろいろあるので、自分にあったものを探してみてください。
追記−圧縮設定: 2パス・エンコーディング
1passに比べるとちょうど2倍くらいの時間が掛かってしまいます。
ブロックノイズがかなり軽減されて自然な映像になる2パス(pass)エンコーディングをおすすめします。
(これをやる場合は寝る前に圧縮開始させておくのが良さそう)
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